さようなら

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5月末に入居者のSさんがほしで逝去されました。昨年11月に癌の診断を受け、何も治療をしなければ余命半年、といわれていました。ご家族・ご本人で相談され12月から抗がん剤治療をはじめました。治療後の血液検査の数値が上がらず、5回を予定していた抗がん剤治療は2回で終了しました。その後3月に放射線治療も試みましたがうまくいかず、ほしで緩和ケアを受けながら過ごすことになりました。5月に入り後半くらいからベッドを離れることができなくなりました。そして5月末、日中の静かな時間に逝去されました。9月に異変を発見してからいろいろ検査を受けて11月に診断が出て、12月に治療を始めてから6カ月の療養生活がおわりました。