排泄支援

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支援をしている中で、トイレが間に合わなくて下着が汚れた時はすぐ教えてね、と伝えてもなかなかできない方もいます。ここで問題になってくるのは、”できない”のか”しない・したくない”なのかです。できないことをお願いしても埒があきません。しない・したくないことは、介入の必要性があるのか?介入するならどうしたらいいのか?を考えなければなりません。汚れても教えてくれないことがあるNさんは、職員が汚れているのを見かけたときはどうして教えてくれなかったのか?汚れているのに気づかなかったの?など確認すると「汚したのはわかっていた」と必ず返事をされます。しかししばらく様子を観察しているとどうやら汚れているかどうかがわからないこともあるようです。となると”教えることができない”場面がでてくるのも納得です。排泄の問題はデリケートな部分もありますが、日々の暮らしの中でちゃんとできれば生活の質が上がると思います。職員との信頼関係や、本人の発言と実際のところをよく観察して、気持ちよく暮らせるように支援できればいいのですがなかなか難しいです。