おかえり

ブログ / 世間話

写真は、認知症で特別養護老人ホームに入居して8年目の母が、少し前にひ孫と初対面したときのものです。ビニール越しでお互い目を閉じていました★その母がつい先日他界しました。数カ月前からだんだん食事がとれなくなり、看取りの段階になっていました。亡くなる前夜に施設から連絡を頂き、姉妹で順番に会いに行き、夜中に妹が看取ることができました。施設に入って長かったので皆で号泣、といった感じではなくお疲れ様、的な感じでお別れしました。コロナ禍でまめに会いにいけなくなっていたのが残念でした。看取り段階に入っていても、葬儀のことは何も考えていませんでした。コロナだしお葬式はしないで火葬場でお別れしようかとぼんやり考えていたくらいでした。葬儀屋さんは決まっていたので連絡し母は一旦自宅に帰ることにしました。建て替えて数カ月しか住めなかった家です。話を進める中で火葬場の予約が亡くなってから1週間後になりました。何日かしたら家から火葬場の安置室に移らないといけないのかな、と思っていたら葬儀屋さんから、ちゃんと処置すれば当日まで自宅にいてもらえると聞き、そうすることにしました。安置室の箱の中に入れるのは忍びないのでよかったです。自宅に戻ってから納棺までの3日間はエアコンでリビングを冷蔵庫並みに冷やし、納棺後はドライアイスで維持してもらいました。