1月

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1月、Sさんはお正月に用意したおせち料理を皆さんと一緒に召し上がりました。食欲もあり、ノンアルコールビールで乾杯して、一人一人発表した今年の目標は「病気を治す!」にしました。次の入院も楽しみなようで癌であることをあまり感じさせない様子でしたが、手足が冷たかったり、脚のむくみがあったりで訪問看護の看護師さんと連携して支援していました。お正月明けに2回目の入院に出発されましたが、血液検査の結果が芳しくなく、抗がん剤治療はできずに帰設されました。貧血にいい食事やプルーンを食べるなど食事の工夫を始めました。中旬と後半に2回入院され抗がん剤治療を受けました。食事は食べれなかったり、食べれてもだいぶ時間がかかるようになってきました。入院後に訪問カットがあり、髪の毛が抜けることを気にしているSさんに”いったんすごく短くしてかわいい帽子を被る”提案をすると、ノリノリでカットされました。頭の形のいいSさんは坊主頭がとても似合っていました☆訪看さんや職員にほめられて満足そうでした。新しく猫の柄のニット帽も購入たり、頂いた帽子を毎日日替わりで被るようになりました。好きな裸の大将の動画を見たりできるだけ今まで通りに過ごせるよう支援しましたが、痛みや辛さが増してきているのか、職員に対しての暴言が増えてきました。